ブッダ的省察(メディテーション)1(3月20日)
3月20日(日)にした法話です。
https://youtu.be/PkpBQWjz5ng
テーマ:
「ブッダ的省察(メディテーション)」
「メディテーション(省察)」という言葉
は、通常いわれている使われかたよりも、
はるかに深い意味があります。
この「メディテーション」という言葉を
最も深くとらえ、真剣に取り組んだのが
お釈迦様であること、
そのお釈迦様の姿勢から
私たちも直に学べることを
じっくり見ていきたいと思います。
「省察」という言葉は、仏教で
とても大事な言葉です。
道元禅師も
「常に自ら省察せよ」
という遺教経(お釈迦さまの遺言とされるお経)
の言葉を、道元禅師ご自身が、
死を覚悟した日々の中で、
弟子に話しています。
近代哲学の祖と呼ばれるデカルトが、
1641年に出版した本が(英語でいうと)
「Meditation(メディテーション)」という題名で、
「省察」と訳されています。
デカルトの実践した「メディテーション」はいかなるものか、
それとお釈迦さまのメディテーションは
いかなる関係にあるか、
ここをじっくり学んでいこうと思います。