「最も大切なこと」と思うものを書きます。(2018年12月21日)
天正寺での基本方針でもあります。
生命は天に任せて、私たちは
「姿勢正しく坐るという道」
があるきりです。
正しい姿勢とは、
堅苦しい姿勢とは逆で、
元気が充ち充ちてくる姿勢、
人間全体が活動する姿勢、
本来の面目が活発発に躍動する姿勢、
腰が据わった姿勢、
真剣勝負の姿勢です。
どんな時でも、この姿勢を貫いて生きていく道があります。
私(佐々木奘堂)個人としても、
「常に腰の据わった姿勢で元気を充たし養う」
という一事だけは生涯かけて貫いていく誓いを立てました。
逆境や苦境にあるとか、
悩み苦しみや、煩悩・雑念がある
その真っ只中で、
背水の陣をしいて、
ただ坐る(この腰の据わった活きた姿勢を貫く)ことは、
最も大切で貴いことだと思います。